海運3社4~6月期、黒字確保 アジア・米欧航路が活発化



 海運大手3社の2017年4~6月期連結決算が31日、出そろった。アジアと北米、欧州を結ぶ航路で荷動きが活発化するなど海運市況が底入れし、3社とも最終損益で黒字を確保した。

 日本郵船の宮本教子経営委員は記者会見で「昨年の海運市況はどん底だったが、V字回復した」と述べた。

 日本郵船は最終損益で前年同期の127億円の赤字から53億円の黒字に転換し、川崎汽船は267億円の赤字から85億円の黒字となった。

 両社とも17年3月期は過去最大の赤字を出したが、コンテナ船市況の回復や費用削減で業績を持ち直した。

 一方、商船三井の最終利益は前年同期の約3.7倍となる52億円だった。コンテナ船事業の赤字幅の縮小も貢献した。

 18年3月期の予想は、日本郵船と川崎汽船が営業利益を下方修正したが、最終利益は据え置いた。商船三井は自動車の輸送船が引き続き堅調で、最終利益を従来に比べ20億円多い120億円に上方修正した。




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