昭和3年創業、最盛期には大阪を中心に50店舗運営、「シミズメガネ」の元・運営会社が破産開始(帝国データバンク)



 (株)ファイブ・ミッションズ(TDB企業コード580122768、旧商号:(株)シミズメガネ、資本金2000万円、東大阪市長栄寺2-12、代表清水靖信氏)は、11月8日に大阪地裁へ自己破産を申請し、12月1日同地裁より破産手続き開始決定を受けた。

 破産管財人は林堂佳子弁護士(大阪市北区西天満4-1-15、弁護士法人青雲法律事務所、電話06-4709-5701)。財産状況報告集会など各期日は2018年2月8日午後3時30分。

 当社は、1928年(昭和3年)10月にメガネフレームの製造業者として創業、63年(昭和38年)1月に法人改組。メガネやコンタクトレンズの小売を手がけ、自社開発のメガネフレームを数多く取り揃えるとともに、補聴器の販売も行っていた。50歳以上のシニアやシルバー層を主な営業ターゲットに自社開発フレームと幅広いブランドラインナップを強みとして、一時は大阪府や奈良県を中心に「シミズメガネ」の店舗名で50店舗を運営するなど業容を拡大。バーゲンセールを行うとともに、広告宣伝を強化した97年9月期には年売上高約18億3000万円を計上していた。

 その後も、テレビやラジオでのコマーシャルを行うなど知名度向上に努めていたものの、均一価格のメガネショップの台頭により価格競争が激化し顧客単価は下落、2016年9月期には年売上高約6億2000万円にまで落ち込み、収益面も低調に推移していた。この間、不採算店舗の閉鎖など店舗網の見直しを図るなど業績回復を図っていたものの、事業環境の改善には至らなかった。このため、2017年8月3日に大手メガネ小売チェーン(株)メガネスーパーの子会社である(株)関西アイケアプラットフォーム(東京都港区)に11店舗を事業譲渡し、今回の措置となった。

 負債は申請時点で金融債務を中心に約9億3000万円。

 なお、譲渡した店舗は「シミズメガネ」の店舗名で営業を継続中。


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