東証2部上場のロイヤルホテル連結子会社、RRHH(旧:リーガロイヤルホテル広島)が特別清算開始(帝国データバンク)



 (株)RRHH(TDB企業コード:600472803、旧商号:(株)リーガロイヤルホテル広島、資本金1億円、広島県広島市中区基町6-78、代表清算人五弓博文氏)は、12月5日に広島地裁より特別清算開始決定を受けた。

 当社は、1991年(平成3年)9月に設立されたホテル運営業者。東証2部上場の(株)ロイヤルホテル(大阪市北区)の連結子会社として、広島市内中心部で「リーガロイヤルホテル広島」を経営するほか、食堂や駐車場、浴場、遊技場などの施設運営も手がけてきた。94年4月に営業開始した地上35階の超高層ホテル(客室数488室)で、ウエディングやパーティー、会議、研修のほか、国際的なコンベンションなどにも対応できるなど、ハイクラスで立地条件の良さを生かした事業展開により、2001年3月期には年収入高約107億900万円を計上していた。

 しかし、長引く景気の低迷や低価格路線のホテルなどとの競合で宿泊部門に加え、ウエディングや宴会部門の需要も伸び悩み、近年の年収入高は70億円前後が続き、収益性も低調に推移していた。この間、不採算だった子会社のホテル事業から撤退した際に約79億円の損金処理を行ったため、財務内容がさらに悪化して債務超過に陥っていた。近時は増加する観光客の影響もあり、宿泊やレストラン部門の業績が好転していたものの、抜本的な収益改善には至らなかった。

 このため、経営基盤の安定、収益体質の強化を図るべく、今年7月10日に親会社の(株)ロイヤルホテルが当社の事業を9月1日に分割して設立された新会社の(株)リーガロイヤルホテル広島(資本金600万円、同所、代表五弓博文氏)へ譲渡し、特別清算することを取締役会で決議していた。当社は現商号に変更した後に、9月30日に開催された株主総会の決議で解散していた。

 負債は現在調査中だが、(株)ロイヤルホテルは当社の特別清算に伴い貸付債権約89億円を放棄すると7月10日に公表している。

 なお、「リーガロイヤルホテル広島」は新会社で通常通り営業を継続している。


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