韓国のコンビニ店員、「2円のビニール袋盗んだ」と店主から通報される=韓国ネットも「犯人を捕まえて取り調べるべき事案?」と驚き



2017年12月11日、韓国中部の忠清北道(チュンチョンブクド)清州(チョンジュ)にあるコンビニエンスストアで、アルバイト店員が窃盗の疑いで警察に通報された。店員が盗んだもの、それは商品を入れる1枚20ウォン(約2円)のビニール袋だった。韓国・国民日報など複数のメディアが報じた。

清州の地元警察は同日、コンビニでビニール袋を盗んだ疑いでアルバイトの女(19)を書類送検したと発表した。同店の店主から「ビニール袋50枚(100円相当)を盗んでいるところを防犯カメラで確認した」との通報を受け、店員がビニール袋1枚を持ち出す場面を警察が確認。その後、自宅にいた店員の女を連行した。

警察の調べに対し、女は店のビニール袋2枚を持ち出した事実を認めたという。しかし、購入した商品を入れるために2回使用しただけとして、「50枚ではない」と主張している。

その後の調べで、事件発生前、賃金支払いをめぐり女と店主がもめていたことが判明した。9日のメールのやりとりで、女は「最低賃金すらくれないのに、給料日を守らないのはよくない」とし「私のミスで壊れたものはバイト代から差し引いて、最低時給に合わせて賃金を送ってください」と要請していたのだ。

これに対し、店主は「見習い適用の原則通りに支給。ビニールなどを計算もせずに無断で使用。陳列棚の掃除など業務の履行怠慢」と反論した上で、「振り込みはしない。直接受け取りに来るように。直接支給とすでに伝えた」と返信していた。

すると女は「ビニール袋と、陳列棚の掃除をしなかった分を除いて、週休手当を加えて送ってほしい」と再度要請したが、再び「振り込みはしない」との回答。その後女は「最低賃金(不順守)と賃金未払いで通報する」と伝えたものの、反対に店主からビニール袋の窃盗容疑で警察に通報されてしまった。

警察は「事案が軽く、窃盗の故意性があるとは考えにくい。軽犯罪審査委員会に引き渡して審査する方案を検討している」としている。

事件を受け、韓国のネットユーザーからは「20ウォンのビニール袋で通報?反対に支払うべき金額はもっと多いはず」「最低賃金も払えないなら商売をやめたら?」「そんなことなら最初からバイトなど使わなければいいのに」など店主への非難が相次いでいる。

また「あるスーパーでは店員らが2500万ウォン(約250万円)横領しても在宅起訴。この国はどうなってるんだ?」「バイト代をちゃんと払わないようなけち店主を法律で罰してくれる国に住みたい」と訴える声も上がった。

その他、「警察の質が疑われる。これは犯人を捕まえて取り調べるべき事案なのかな?」と、警察の対応に疑問を呈するユーザーもみられた。(翻訳・編集/松村)




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