多額債務再編で弁護士起用 トイザラス、4億ドルが来年返済期限



 玩具小売りチェーンの米トイザラスが多額の債務を再編するためのアドバイザーに法律事務所カークランド・アンド・エリスの弁護士を起用したことが、7日までに分かった。かつて勝ち組の小売業者といわれたトイザラスは、今では米アマゾン・コムやディスカウントチェーンとの競争に苦戦している。

 協議が非公開であることを理由に関係者が匿名で語ったところでは、カークランドの企業再生専門の弁護士は返済期限を来年迎える4億ドル(約436億円)の債務に重点を置いているという。トイザラスは債務借り換えで支援を得るためラザードも起用した。

 トイザラスの広報担当、エイミー・フォンウォルター氏は月内に行われる2017年5~7月期(第2四半期)決算の電話会議で詳細を明らかにすると説明した。同氏は「ホリデーシーズンに当社の世界的な小売店舗網やウェブストアで素晴らしい顧客体験を提供できるよう多くの取り組みが進行中だ」と指摘した。

 米経済専門局CNBCが再編に向けた同社の取り組みについて先に報じており、検討の結果、破産法の適用を申請する可能性もあると伝えていた。この報道が玩具銘柄全体に響き、6日の米株式市場でマテルやハスブロ株が下落した。関係者によると、現時点で破産申請は真剣には検討されていないという。

 トイザラスは2005年に投資会社のベイン・キャピタルとKKR、不動産投資信託(REIT)のボルネード・リアルティー・トラストなどに買収された。(ブルームバーグ Jodi Xu Klein、Eliza Ronalds-Hannon)




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