インフラ建設認可を迅速化 米大統領令に署名、手続き一本化



 トランプ米大統領は15日、インフラ建設の承認手続きの迅速化を目的とする大統領令に署名した。道路や橋など大型プロジェクトに関する連邦機関の許認可を一本化し、平均2年以内の建設許可を目指す。

 関係者によると、今回の大統領令は承認手続きに説明責任や規律を負わせるもので、法改正は必要ない。従来の許認可手続きでは複数の機関の承認が必要だったり、審査内容が重複したりすることがあったという。

 今回の大統領令により、2015年1月にオバマ前大統領が署名した大統領令は無効となる。前大統領令は政府出資のインフラ計画に対する建築基準を厳格化し、連邦機関にも将来洪水が生じた場合の責任を求めていた。

 トランプ氏はニューヨークのトランプタワーで記者会見し、「承認手続きへの過度な規制が米国自身を大きく傷つけている」と強調した。

 会見にはチャオ運輸長官とコーン国家経済会議(NEC)委員長が同席。チャオ長官は建設計画の許認可に際し最大65項目の要件を満たす必要があるため、高速道路や橋をわずか2、3マイル建設するにも数十年は優にかかるとし「複数機関での許認可手続きや環境影響評価により、重大な計画にあまりにも長期間の遅れが生じている」と語った。




こんな記事もよく読まれています



コメントを残す