ウーバー創業者に欠けた「心の知性」 自分の会社から追い出された悲劇のCEO



 リーダーシップを学ばなければ、自分が創業した会社の経営権を失う恐れがある。それが新興企業の創業者が米ウーバー・テクノロジーズのトラビス・カラニック最高経営責任者(CEO)から学べる教訓だ。カラニックCEOは、ウーバー運転手との口論や社内にはびこる性的嫌がらせの報告、インドでのウーバー運転手によるレイプに対する調査不手際など、相次ぐ不祥事を受けて休職した後、辞任に追いやられた。

 自分の会社から追い出されたいと思う創業者はいないし、ベンチャーキャピタリストも投資価値があると考えた企業のビジョンを創業者に継続してもらいたいと思っている。そこで、創業者を助ける専門家の存在が必要になる。ベン・オールズ氏はそうしたプロの一人だ。ボダ・グループの管理職向けコーチであるオールズ氏は1~2週間に1回の頻度で顧客と面談する。初回の面談では、新興企業の創業者が周囲から指摘されることの少ない問題点や欠点の洗い出しに重点的に取り組む。その後は、職場に持ち帰る課題を出し、問題の改善に取り組む。

 同氏はカラニックCEOについて「私の勘では、言われているほど不愉快な人間ではないと思う。この人は素晴らしいアイデアは持っていたが、基本的なリーダーシップスキルが欠けていた」と述べた。

「彼は特定のことについては優秀だが…」




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