文化芸術品の輸出入後押し 上海自由貿易区でCCC認証を効率化



 中国で他に先駆けて文化(カルチャー)作品や芸術品のCCC認証(中国の強制製品認証制度)の効率化を実施した上海自由貿易試験区(FTZ)は2016年、検査検疫を通じて55ロット、1665万ドル(約18億120万円)分の文化芸術品を輸入し、上海の文化芸術品国際貿易市場の自由化発展を推進した。今後、輸入CCC製品モデル企業の利便性をより高め、国際文化貿易を後押しする政策をより強化し、優秀な文化作品の輸出や取り扱い企業の海外進出も奨励し支援していくという。上海出入境検験検疫局がこのほど明らかにした。

 上海税関と国家外貨管理局(SAFE)上海市分局の初歩的な統計によると、同市は16年、文化作品の輸出と輸入を合わせた貿易額が前年比9.3%増の361億9000万元(約5689億680万円)。文化関連のサービス貿易額は6.4%増の39億9000万ドルだった。

 上海では、文化作品と文化関連サービスの貿易が他の貿易に比べて高い伸び率を実現。中でもゲームなど新興のデジタルコンテンツ産業は、文化貿易成長の原動力の一つだ。国内の優秀なゲーム会社が海外に目を向け、中国独特の作品を欧米や東南アジアに輸出している。

 輸入では、上海出入境検験検疫局によると、同局と上海市商務委員会が共同で(ソニー・インタラクティブエンタテインメントの合弁会社)索尼互動娯楽上海と(米キーサイト・テクノロジーズの中国法人)是徳科技中国に輸入CCC製品信任モデル企業証書を発行。両社は上海からCCC製品を輸入する際に、「1回の審査で何度も通関」「1回の確認で3年間有効」といった優遇措置が受けられることになった。(中国新聞社)




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