AMD製半導体にも脆弱性 株価、時間外取引で一時3%下落



 米半導体大手、アドバンスト・マイクロ・デバイシズ(AMD)は11日、同社のプロセッサーが脆弱(ぜいじゃく)性によって危険にさらされているとの声明を出した。発表を受け、同社の株価は時間外取引で一時約3%下落した。

 同社は電子メールの声明で、2種の脆弱性がAMDのチップに存在する可能性があると発表した。これによると、パッチ(修正ソフト)を脆弱性が存在すると考えられるコンピューターに既に配信済みか、または配信予定だ。

 11日に配信を開始したパッチは、3日に「AMDプロセッサーにおけるリスクはほとんどゼロに近い」とした声明を撤回した形となる。今まで、リスク軽減への対策はインテル製品を中心に行われてきた。対策は主にソフトウエアのアップデートであり、システムのパフォーマンス低下につながっていた。

 AMDのアップデートは「スペクター」という名称の2種の脆弱性に適用される。マイクロソフトは古いAMDのチップを使用している一部コンピューターがフリーズする問題が生じたため、パッチ配信を一時停止した。AMDによると、アップデートは来週から再開するという。

 AMDは、AMDプロセッサーは「メルトダウン」と呼ばれる脆弱性の影響は受けないと説明している。(ブルームバーグ Ian King)




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