AI関連のIPO銘柄が年末にかけ人気復活(会社四季報オンライン)



 日経平均株価は権利確定日を過ぎてもなお横ばいが続き、大納会を迎えようとしています。高値圏での横ばいトレンドはあまりいい経験をした記憶がないので、大型株は当面手掛ける必要がないと考ています。

 一方で年末の権利確定日前後から新興市場、とりわけ直近IPO銘柄に動きが出てきました。そこで市場テーマに沿った新興市場銘柄や中小型株を中心に保有株を変更させています。

 本欄ではインバンド需要、シェアリングエコノミー、そしてIT関連の新技術、中でもAI(人口知能)が、2018年のテーマの一つになる可能性が高いということを何度か執筆してきました。

 AIはここ最近、私達の生活に少しずつ浸透してきています。たとえば、インターネットで調べ物をしていると、「何か困ったことはありませんか?」などと自動表示され、質問してくることは当たり前になってきました。私はちょっと意地悪なので、あえてコンピュータでは答えられない質問をわざとぶつけるわけですが、その時に答えてくれるのは人間です。

 少子高齢化が進行している日本では、人出不足が深刻になっています。今後は人手不足になればなるほど、誰にでもできるような単純作業はAIに変わっていくことでしょう。その一方でAIにもできないことがあり、それは人間が対応しなくてはならないのです。結局、AIは私達人間が使いこなす道具に過ぎないと思っています。

 というわけで、2017年9月にマザーズに上場した、AI関連銘柄として人気を集めているPKSHATechnology(3993)を購入しました。同社はAIのアルゴリズム機能の開発や、ライセンスの提供をしています。株価は10月18日に1万4500円の高値をつけた後に調整期間入りし、11月に入ってからは何度か1万円を割り込む場面もありました。

 ただ業績が順調に推移していることを考慮すると、1万円を割り込む水準は割安であると考えました。1万円前後で推移していた12月中旬に購入し、株価は1万3000円台まで上昇しています。

 同時に、生活に密着した分野で人間に手助けを求める傾向も高まると思い、シェアリングテクノロジー(3989)も購入しました。同社はかゆいところに手が届く生活サービスのマッチングサイトを運営しています。2017年8月に上場後、株価はしばらく横ばいを続けていましたが、11月中旬以降に動意付いて、上昇トレンドが継続中です。

 若い世代は当たり前のように「オッケーGoogle」を使いこなし、少しずつではありますが、私達はいつの間にかAIとともに生活し始めています。かつてブロードバンドが普及し、スマートフォンが普及したように、AIによる新たな世界が訪れるAI元年になるのかもしれませんね。

 2018年も色々な銘柄や売買をご紹介できればと考えています。よいお年をお迎えください! 

 横山利香
ファイナンシャルプランナー。出版社を経て独立。現在はテクニカルアナリストとしても活躍。投資・マネー雑誌を中心に執筆・講演活動も行っている。投資ブログ「FP横山利香のトレード日記」も執筆中。

※当記事は、証券投資一般に関する情報の提供を目的としたものであり、投資勧誘を目的としたものではありません。

横山 利香



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