NAFTA再交渉、難題は先送り 対立点少ない項目のみ議論



 米国、カナダ、メキシコの3カ国による北米自由貿易協定(NAFTA)再交渉の第5回協議はメキシコ市で、当初予定から2日前倒して15日から始まる。政府高官によると、NAFTAの近代化絡みで対立の少ない課題を重点的に取り上げ、最も厄介な問題は以降の協議に先送りするもようだ。

 ブッシュ(父)元大統領政権時代に米通商代表部(USTR)代表補を務め、現在は法律事務所ミラー・シュバリエで国際貿易慣行のシニアアドバイザーのウェルズ・オア氏は「(交渉担当者への)指示は“協議を進めつつ、けんかはするな”だ」と説明。同氏は税制改革法案に全力を注ぐ米議員に、NAFTA再交渉を迅速に推し進める余裕はほとんど残っていないとし、「意見の対立が少ないわずかな項目について、曲がりなりにも交渉の速度を保つことで一応は進展していると主張できるようにする」と予想した。

 交渉責任者は17日にメキシコ市入りし、ライトハイザーUSTR代表、メキシコのグアハルド経済相、カナダのフリーランド外相は来週、合流する見通しだ。




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