武田薬品と産業革新機構、共同出資で創薬ベンチャー設立



 武田薬品工業は14日、官民ファンドの産業革新機構などと共同出資で創薬ベンチャー企業を設立したと発表した。武田薬品の腎・代謝・循環器領域の研究開発部門を分離し、新薬開発のスピードを引き上げる。

 新会社「スコヒアファーマ」の出資比率は革新機構が70.5%、武田薬品が19.5%、医薬品卸大手のメディパルホールディングスが10%で、出資総額は100億円。本社は武田薬品の湘南研究所(神奈川県藤沢市)内に置く。

 武田薬品では研究開発の再構築を進めており、がんや消化器系疾患などを重点領域とする一方、腎・代謝・循環器領域は非重点分野と位置づけている。そこで、欧米の製薬業で活発化している非重点領域をベンチャー企業として分社化する「カーブアウト」方式を初めて活用して、子会社として事業を継続させた。糖尿病や肥満症、早期糖尿病性腎症などの新薬開発を進め、将来的には株式上場を目指す。




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