漫画「君たちはどう生きるか」100万部 原作刊行から約80年



 児童文学者、吉野源三郎原作の「漫画 君たちはどう生きるか」(羽賀翔一漫画)の累計発行部数が100万部に到達したと、版元のマガジンハウスが5日発表した。発売から4カ月余りでの大台。同時発売の小説の新装版と合わせた発行部数は計130万部となった。原作は昭和12年刊行。人としての倫理を説く本作が受ける背景には、子供たちを導く教師らからの熱烈な歓迎があった。

 「学校職員です。4冊購入して学級文庫に置きました」「子供たちにも読んでもらいたく授業でも紹介しました」…。マガジンハウスには「教師」「講師」らからの読者はがきが次々と届く。初めは60代以上の男性が多かったが、最近は女性からのものが多く、世代も幅広い。

 物語は中学生の「コペル君」と、「叔父さん」の交流を描く。コペル君は友達を裏切ってしまった出来事などを通じ「自分で自分を決定する力」を発見していく。関西大中等部は新入生に、埼玉工業大は卒業生に寄贈。大ブームは続きそうだ。




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